自担菓子盆選手権 ~第一回:加藤シゲアキ~
菓子盆は、『世界』である。
世界を見つめている時、世界もまた自分を見ている。
それと同じように、菓子盆もまた自分を映す鏡であり、如実に私というフィルターを通した『世界』となりうる。
刃を抱く覚悟はあるのか。
菓子盆を盛る覚悟はあるのか。
常に問い続けながら私たちは生きている。
―――そして、今宵、ここに四人のオタクが立ち上がった。
審査員を務めるのはこの方。
審査員なのに常に前傾姿勢。
熱い闘志を滾らせながら菓子盆ごと世界を抱いている。
オモコロ愛読歴でマウントを取りたがるが、周りは若干ついていけていない。
結婚したいテニプリのキャラは『南健太郎』
それではさっそく今回のテーマの発表です。
テーマ:加藤シゲアキをイメージした菓子盆
ソロ曲キャラ(カカオ、ESCORT)やドラマ等の役柄イメージのみは除く(要素として含める分には可)
ルール:
①決められた日時に写真とアピールポイントを投稿
②参加者は他の参加者の作品に対してコメントする
③審判が最後にまとめてコメントをし、優勝を審判の独断で決定をする
※他の参加者の作品に影響されないよう、他の参加者が投稿する前までに自分の作品を完成させておくこと
本日はお集り頂きありがとうございます。ここに立っているということは、みなさまその拳を握って立っているという解釈でよろしいですね?自担を背負う責任は重たくも同時に自分の戦闘力を高めるものです。己のセンスを詰め込んだ菓子盆で、いい戦いをしましょう。
では、ここに開戦を宣言します。
さぁ!開かれたバトルステージ!!!
勝利を手にするのはいったい誰なのか―――!?!?
加藤坦。
東海の地が産んだ菓子盆界の救世主(メシア)。
名門・青春学園中等部で菓子盆全国大会優勝を目指しているが、他校の丸井ブン太に恋している。
今回の言いだしっぺ。
好きな加藤さんのソロは『あやめ』。
それでは行かせていただきます。リックェさんを目指しましたので、コメントが長々としてしまいましたがどうぞよろしくお願いいたします。
【使用したお菓子】
- ケトルクックチップス ブラックペッパー(サラトガスプリングス)
- いちごのブールドネージュ(無印良品)
- 瀬戸内レモンマシュマロ(もへじ)
- ソフト種ぬき干し梅(無印良品)
- フィッシャーマンズフレンド ストロングミント(ロフトハウス)
- こんぺいとう(無印良品)
- チョコレート効果カカオ95%(明治)
- あんずボー(ミネツネ)
加藤シゲアキ。その人物はとても一言では語れないということを皆さんよくご存じのことと思います。
ただ、例えば先日の音楽番組出演の際に「あの黒髪の人小説家の人だっけ?よく見たらすごいかっこいい!」とのファン以外からのコメントがあったように、この人はまずとんでもなく綺麗な顔をしています。めちゃくちゃに美人。ステージに立ったときなんかもうあまりの美しさにひれ伏してしまう、地面に埋もれたい。
そんなアイドル加藤シゲアキの美しさと輝きを、まずはこんぺいとうで表現しました。輝き、それすなわち星。こんぺいとうは手前に配置することで、その美しさがゲートウェイ加藤シゲアキ(加藤シゲアキ沼に踏み込む際の入り口)の役割を担っていることを表しています。
さてその輝きの隣に鎮座するはカカオ95%のチョコレート。カカオと聞くとシゲ担全滅のソロ曲を想起させられますが、今回は「現実」としての高カカオチョコとなっています。小説や曲にしても、彼の作品は単純な幸せや楽しさよりも、生きていくことの難しさや苦しみなんかが表現されていると思うのです。私はそこがとても好きです。綺麗なだけではない現実をこのチョコレートで表現しました。にっがいなこのチョコマジで全然甘くないにっっっが。 苦くて黒いチョコレートと甘くて明るい色合いのこんぺいとうで、まずは大まかにアイドル加藤シゲアキをイメージし対比させました。
さて加藤シゲアキといえば、一般人にも小説家というイメージが広く浸透しています。小説家といえばやっぱりミント菓子での目覚まし、ということでミントダブレットを配置しました。また、趣味が釣りということで「フィッシャーマンフレンド」を選びました。なかなか食べ応えがあるミント菓子なので集中力が欲しい執筆作業にもぴったりかと。大分シゲキ的な強さのミント。
そしてその上の干し梅は、毎年漬けているという梅干しを表しています。あんなにかっこいい加藤シゲアキの庶民的というか、生活部分を梅干しで感じ取ることができます。甘酸っぱい干し梅は盆の中でも落ち着くポイントになると思います。
さらにその上にあるのはレモンマシュマロ。生まれ故郷である広島のイメージです。誕生日も7月ということで、爽やかなレモンの味が嬉しくなる時期ですね。マシュマロという柔らかいお菓子にすることによって加藤さんの優しい心と柔らかそうな体つきを表現しました。あのお腹、マシュマロでは?
一番大きくスペースを取っているのは堅めのポテトチップス、それもブラックペッパー。テゴマスのらじおではおなじみでしたが、加藤さんは「男っぽい」との評があります。足音や生活音のデカさはこのポテチを食べるときに出てしまう大きな音とリンクするように。ブラックペッパーは男っぽい部分を。あとこれめっちゃ美味しくて今回の自分の盆の中でナンバーワン菓子です。
さて、右上に刺さるはおなじみ、あんずボー。言わずもがなNEWSな2人で訪れたミネツネさんのものです。コヤシゲ無くしては加藤シゲアキを語れないので入れました。私はあのときの小山さんを上目遣いで見つめながら凍ったあんずボーを食べる加藤シゲアキのあの様子がマジで忘れられません。あれ何だったんですか。思い出要員としてのあんずボー。
最後に、盆の中央に鎮座するのは、愛らしいピンク色のブールドネージュ。これは加藤シゲアキの可愛らしい部分を。だって、可愛いんですもん。色んな面すべてが可愛い。笑顔とかね、くしゃって本当に楽しそうに笑うんです。そういう可愛らしさがこの人の真ん中にあると思うんです。だってアイドルだから。なので大事な中央に配置させました。
加藤シゲアキって、まあ他の人もですけど、本当に色んな要素がある人なので、色んな種類のお菓子を詰め込むことで表現を図りました。甘い、苦い、酸っぱい、辛い。堅い、柔らかい、とろける、溶ける、さくさく。
その味や食感のバラエティの豊かさが、私の加藤シゲアキ盆なのです。
~会場の声~
- ちょっと待って私こんなちゃんとコメント用意してねえ。
- いろどりが可愛いの、ショタっぽくて好きです。単独カウコンでやだやだ~~ってダダ捏ねてたシゲちゃん思い出した。
- 彩が良い、そして尚且つ可愛いですひなさんから見えるシゲアキさんってこんな感じなんだろうなあって思いました。
- あんずボーが紙の裏に隠れてるの意味深すぎるんですけど……。
まず、分量がえげつない。オタクに限らず好きなことを語る際には誰しも饒舌になってしまうのはわかりますが、あれもこれも、の印象が強いですね。推しへの想いは分かりますが布教には向いてないタイプです。
バレている。
菓子盆ですが、本人も言っている通り甘さしょっぱさ、すっぱさなどバラエティにとんでいて楽しいと思います。少し色味が抑えられている印象もありますが、加藤さんをイメージと思えば納得もあります。ですが、逆に言えばまとまりもないような気もします。食べていくうちになんとなく残ってしまうお菓子もありそうですね。
なるほど、手の付けやすいこんぺいとうやポテトチップスに目が行きがちであんずボーなんかは誰にも食べられず残ってしまう図が想像できます。
ひなさんには加藤シゲアキの名言「引き算の美学」の言葉を贈りましょう。
自担の名言を胸にこれからも精進いたします。
菓子盆を見ただけで作者の人隣すら見透かしてしまう審査員の言葉にほのかな緊張が走るバトルステージ。次に心臓を貫かれるのではないか。菓子盆選手権が「遊び」じゃねぇと思い知るには遅すぎました。
次の挑戦者に参りましょう。
エントリーナンバーNO.02 おと
加藤担。
冷静沈着なオールラウンドプレイヤー。
眼力(インサイト)で他人の盆を覗こうとするが、本人は無意識。
実はテニプリをよく知らないし、他の参加者二人がバチバチやってるのがちょっと怖い。
好きな加藤さんのソロは『あやめ』。
ほっこりした。
なんで?
【使用したお菓子】
- 亀田製菓 柿の種(7:3)
- ポテトチップス うすしお(Calbee )
- うちカフェ ふっくら生地のプチエクレア(ローソン)
- ひとりじめスイーツ ビタ ーチョコレート 贅沢オランジェ(イーグル製菓 )
- あんずボー(ミネツネ )
まず初めに器は直径16cmです。売っているお皿のサイズが次に大きいのが20cmだったんでそちらと迷いましたが、私の中の加藤さんはそもそもお菓子を食べないのでそこまで大きい必要がないと思ってこちらのサイズにしました。
そもそもの「自担に捧げる」というテーマを覆すようでなんですが、加藤さんはお菓子を殆ど食べません(2回目)というわけでお菓子のテーマは彼が食べる、というより彼にまつわるエトセトラです。
柿ピーはカップの中をそのまま口に入れればラジオで言うところのかきかきかきかきかきかきぴーぴーぴーぴーにしてあります。作業しながらだったら一つ一つ食べるのはめんどくさかろうと思って小分けにしてみました食べ足りなければ後ろにあるやつ開けてくれ。
ポテチをうすしおにしたのは、脳内の加藤さんが「なんでコンソメ、ポテチなのに甘さ求めるとか邪道」「のりしおォ?別にそんな味に関係ないし、のり付ける必要なくない!?」って言ったからです。
エクレアは小山さんが残した分を食べてください。ひとりじゃ食べきれないんだし捨てるのももったいないでしょ??
下の紙を大きめに敷いたのは、皿の保護のためではなくもしパソコンしながらつまむような事があればぜひ履いているパンツじゃなくて紙で拭きましょうねという意図があります。
私にとって加藤シゲアキとは宗教であり現実世界です。「今」を生きる『加藤シゲアキ』に捧げる菓子盆ということを念頭に作成しました。そのため、彩りや可愛らしさへの意識は特に向けていません。
~会場の声~
- このワイルドささえ、加藤シゲアキ。
- 柿ピーへの配慮が細やかで好印象。
- なんだか棒状のお菓子に目が行きますね。
- 加藤さんのズボンへの配慮も優しい。
- ポテチの脳内会話聞こえてきたな。
コメントの節々に、加藤シゲアキを宗教としている感じが伝わってきます。脳内に推しがいるというオタクのなかではよくあることも、ふと我に返ると怖いですよね。それと同時に感じるのはおとさんの中の「加藤シゲアキ」とはこうである!という強い感情です。心の中の推しとの会話も大事ですが、己の中の自分とも対話してください。
なるほど……。
菓子盆ですが、遠慮の一切ない敷き紙が一番最初のインパクトになってしまうのはどうでしょう。加藤さんらしいといえばそうかもしれませんが、せめて半分にしてもよかったかもしれませんね。ポテトチップス、エクレアのおやつ感とおつまみ感のある柿ピーは少しアンバランスかもしれませんが、加藤さんが好き、の想いでいれているので目を瞑りましょう。ですが、あんずボーのサイズ感は反省してください。
挑戦者には割かし厳しいのに加藤さんには甘い、ジャニオタ界のダ・ヴィンチ・恐山……。ここで三人とも震えが止まらなくなっていますが、じゃんじゃん参りましょう。
加藤坦。
邪知暴虐の村出身。常に戦闘態勢で血の気が多いが高いところが苦手。自分を真田くんの彼女だと思い込んでいるが、真田は困っていることに気付いていない。
部員には厳しいが自分には甘い。それはまるで菓子盆のように。
好きな加藤さんのソロは『あやめ』。
常勝立海!!!(初陣)
【使用したお菓子】
まず大前提、私の中の加藤シゲアキは『かっこつけたがりのいけすかない男』というイメージがあります。この丸い菓子盆の中で、余白は緩急。クールな黒髪の文学男、というパブリックイメージに寄せた菓子盆にしました。
言わずもがな、梅干しは、彼の人生。酸いも甘いも感じられるはちみつ漬けの紀州南梅をチョイスしました。
魚釣りが趣味の加藤さん。缶詰めのオイルサーディンは、コンロで火を通した後醤油と七味で味付けしました。食材を美味しく食べるのにひと手間を欠かさないところも料理好きな加藤さんに寄せています。
なんかさっと出てきそうなアボカドとトマトのサラダは「こんなのしか冷蔵庫になくてさ」って言うこのムカツクさらっと感。我々から見るとすごいなぁって思うことでも飄々とこなしてしまう日々の地道な努力すらをも感じられる一品です。
豆系おつまみは加藤さんを表すに最も適した食材だと盲信している私、今回の菓子盆にチョイスしたのはピスタチオです。彼のメンカラの緑でもありますし、他の豆と違って殻を剥くというひと手間がめんどくさいところも加藤さんみを感じさせます。そして間の渋皮ね。いくつになっても新しい一面を見せてこちらを驚かせてくれるところも加藤さんっぽくない?
今回の菓子盆で唯一の肉、スモークチキンです。絶対鳥と決めていました。じっくりゆっくり燻した鶏肉にちょっとふりかけたクレイジーソルトのお陰でほんのり甘い風味を感じられるとこ、年々男として魅力が増しながらも日々可愛ささえ成長する加藤さんを表現しましたね。
そして最後がコンビニチョコ菓子の中でも高級かつ・至高。Fran。ビターにとろけるダブルショコラ。まさしく加藤さんの艶めく美貌を表現しました。
全部で6品。中途半端に思われますが、この不完全さこそ、まさに加藤シゲアキ。そしてここまでかっこつけながらもすべてコンビニで買えるという点もそうなんですよ。
とても手が届かない存在なのに、ふとテレビ越しに目があったりする。いけ好かないかっこつけ男でむかつくのに、かっこよくて美しくて可愛くすらあって、力強くも儚くも、甘くもしょっぱくも酸っぱくもある。
結局そんな彼が好きなんですよね。
~会場の声~
- 納得はいくものの菓子盆……?菓子……?
- 斜め上を行かれて少し困惑していますしかし美しい。
- ただ加藤シゲアキの皿という意味ではすごく納得している
第一印象は、強い。多少強引でも己を貫く姿は人を惹きつけますが、人の好き嫌いは多いかもしれません。ハマる人にはめちゃくちゃ愉快な人だと思います。また、酷くエゴを感じますが、オタクはみなエゴを抱えているのでそれはよいでしょう。信仰心さんはお酒の飲みすぎには注意してください
占い師かな?
さすが血がアルコール度数65度を超える戦闘民族、菓子盆だっつってんのにほぼおつまみじゃねぇか。とは思いますが、悔しいかな加藤シゲアキをイメージには一番近いと思います。もう一度盆を見てください、加藤さんがそこにいます。信仰心さんの中の加藤さんは、あらゆる媒体から得たバランスの良い加藤さんが見えます。オイルサーディンにひと手間加えたり、ピスタチオをセレクトしたところも高得点です。ですが、これに合う飲み物は確実にアルコールが入ったものだと思います。
これにて、全ての菓子盆が出揃いました! 優勝に輝くのは一体どの盆なのか…?
優勝は……
ひなさんです!!!
大変悩みました。どれもしっかりと加藤シゲアキをイメージしていましたし、加藤シゲアキをイメージだけなら信仰心さんが突破していました。ですが、これは菓子盆です。甘味がフランを添えられただけの菓子盆では決定権に欠けました。おとさんの菓子盆も生のエクレアをそのまま菓子盆に置くという力業が少し気になり、今回の結果になりました。
やったー!!!!!!
おめでとう!!!!
全国大会もがんばってね!!!
これ場所でいえば既に全国じゃ?青学の柱になります。
いかがだったでしょうか?
憎きコロナのあん畜生のせいでまだまだ現場の予定もない荒みきった心に吹き込むニューセンセーション。それが菓子盆です。
これを機に盆を見つめ、自担に思いを馳せ、その気持ちを菓子に乗せることにより、あなたも心の奥底に眠る本当の自分に出会ってみませんか?
ちなみに…………
あ、エキシビジョン、あるけどやります?
椿さんにも自担菓子盆やってもらいました!!!
テーマ:小山慶一郎をイメージした菓子盆
【使用したお菓子】
- Jagabee バターしょうゆ (カルビー)
- リッツビッツサンド チーズ (ナビスコ)
- 果汁グミ 温州みかん (明治)
- キットカット毎日のナッツ&クランベリー 豆乳・ルビーチョコレート (ネスレ)
- Meltykiss プレミアムショコラ・柚子 (明治)
- ONE'S BAR チョコミント・ストロベリーチーズケーキ (meito)
- ベビー母恵夢 瀬戸内レモン (母恵夢)
今回のテーマ、みなさんは自担ということで加藤シゲアキ(敬称略)をテーマにして頂いたのですが、当方小山担ですので小山慶一郎をテーマにさせて頂きました。
知っての通り彼は生粋の甘いもの好きなので、甘さと辛さの割合は甘いものに比重を置いてあります。また、大きく口を開けて笑う彼も好きですが、照れたように小さく笑うお口が可愛くて大好きなので、今回は全体的に小さくぱくっといけるお菓子がこの菓子盆の裏テーマです。
なのでジャガビーは筒ではなく小袋入りの短いもの、キットカットも美容や新しいもの好きな彼を考慮して、一口タイプのヘルシーな豆乳味やルビーチョコレートを使用したものにしました。また、一般のものよりくちどけの良いのチョコや変わり種として柚子味やチョコミント、ストロベリーチーズケーキを用意しました。
それともう一点、別地域の方には馴染みがないかもしれませんが、こちら瀬戸内銘菓の母恵夢(ぽえむ)の期間限定瀬戸内レモン(ミニ)も添えさせて頂きます。珈琲にもお茶にも合うとても美味しいミルク餡の優しい味で、癒されて欲しいなと思います。
小山さんと言えばエクレアがどうしても思い浮かびますが、菓子盆に生菓子を置くというのはどうなんだろう、というよりもあまりもに安直すぎるのでは?と思い今回は控えさせていただきました。 また、下にひいてあるナプキンは同じデザインのものを2カラーをひいてあります。個人の好みもありますが、華やかな可愛らしいものが好きな彼ですので。
菓子チョイスも菓子の置き方、敷き紙もレベチ。ワンズバーの出し方も貫禄。
小山さんがこの盆の菓子を「食べている」ところが想像できる。あの笑顔で。
やはり甘いものが好きって大事だよな。
いえ、仮に小山さんが甘いものが好きじゃなくても優勝(気持ちの問題)します。
総評:
オタクってどんな人でも一抹のサイコを抱えて生きている。
以上、お読みいただきありがとうございました。
みなさんも素敵な自担菓子盆ライフをお送りください。
最後にお互い腹の探り合いのすえ初心者ムーブで優位に立とうとするオタクの不正現場をおまけとしてお送りします。twitterのDMより。
ほんっとNEWSもNEWS担も最高だなぁ。
早く現場で乾杯したいね!
もちろんつまみは菓子盆で!!!!
ルリビタキを教えてくれた人ー『世界』雑感ー #想像することがみちしるべ
NEWS10枚目のアルバム『WORLDISTA』発売おめでとうございます!
この日を今か今かと待っておりました!いや~スーパーハッピー。
NEWS担になって齢九ヶ月。
考察や感想のブログを書くのが夢でした。
まだまだ喃語のひどいベイビーですがお付き合いくださると幸いです。
も~~~WORLDISTAの世界観の考察はライナーノーツに任せます!(投げた)
でも一応ver.10を使って現在4人がWHITEの4人と対峙するって予想は立ててるけど。
あまりにも匂わせがぴったりはまりすぎててむしろ怖いくらいだし、色々考察したいのはやまやまなんですが赤ちゃんすぐ咽び泣いてしまうので……おぎゃ……。
そんなこんなで~~~~~~!
加藤シゲアキ先生のソロ、『世界』についての雑な感想をしたためておきま~~~~~す!
ライナーノーツ前に出せますように!(間に合った!)
ソロの雑な感想です
今回の加藤さんソロはもう安直にイメージして売れないバンドマンの世界に対する認証欲求(他者にも自分にも)と成功することの難しさや人生の行き道みたいな漠然とした不安を描いた曲だと捉えた まじで安直すぎかなぁ
鍵垢でフラゲ日に呟いたふせったー。
この時は特設ページにあった
・『WORLDISTA』とは真逆
・四畳半
・自分(加藤シゲアキ)の生きていく世界
のことはすっかり忘れてますね。
まぁこれはおいおい主人公に当てはめればいいのでそのままで。
ただただ曲を初めて聞いた時のぼんやりとした感想でした。
この手に情けない生き様を握りしめ
誰にも託せぬ夢ばかり
刃を抱く覚悟があるのかと
問いながら歌う
『世界』のサビにあたるこの部分。
主人公が生み出す作品=刃。
ペンは剣よりも強し、と言う言葉があるくらいだし、言論や思想は暴力に勝るってことだろうか。
作品には大いに思想が伴う。
だって作品は作者を削って生み出され作られるものだから。
誰かに認められたいと怯えるけれど、夢を追う姿には生みの苦しみや迷いや葛藤が見え隠れしているようでかなりヘビーな歌詞のように感じられる。
ところで、私は加藤さんの作る物には、文字や音であっても映像性を感じています。
常にだれかの視点で語られているようで、そのカメラを通して伝えられる物事はまるで映画のように頭の中に投映されるから。
この曲を聞いてふとぼんやりと頭に浮かんだのは映画『ソラニン』のこと。
「評価されて初めて価値が出る」って芽衣子の台詞は、社会というフィールドで生きる全ての人の心をグザグザ刺すなぁ。きっつい。
あらすじはwiki読んで欲しいけど、結末以外は全部書いてあるので気になってた人にはおすすめしないです。
wikiそれでええんかお前。
まぁざっくり、生み出した作品の向こう側には人の存在があるって作品かなぁ。価値とはまた違うかもしれないけど。わ~めっちゃざっくり。
魂込めて作品作りしない作り手はいないと思いますが、きっと『世界』の主人公も誰かに認めて欲しくて、そして自分で自分を認めたくて、今日も魂を削って作品を作ってる。
最後の一文「貴様が世界だ」に一度触れてしまうと、この『世界』を書いた主人公を客観的に見てる映像が浮かぶ。
きっとこれは最後のシーンで、”憧れの記憶を振り返る黄昏の帰り道”でもないし、”ルリビタキを遠くに見る雨ざらし”の瞬間でもない。”問いながら歌う”のまさにその現在だと思った。
駅前の小さなロータリー。アコギの音が聞こえてきて立ち止まる。叫ぶような声が歌いだした。この手に情けない生き様を握りしめ、と……。
今までの大して人に自慢できるわけでもない平凡な人生だけど、しかしまだ誰かに託すには眩しすぎる夢を掴むため、幸せを掴むため、彼の中から絞り出すように生まれたこの曲こそが『世界』。
奮起のために作られた、という意味ではソラニンともちょっとニュアンス似てるかなと。
これはふせったーの追記。
まるで小説でも書き出しそうなくらいポエミーな文章でごめんね。ポエム読むのはオタクの得意技なんで。
ここで問題なのはこの物語の主人公を、貴様、と呼ぶ人。
き‐さま【貴様】
[代]二人称の人代名詞。
1 男性が、親しい対等の者または目下の者に対して用いる。また、相手をののしる場合にも用いる。おまえ。「貴様 とおれ」「貴様 の顔なんか二度と見たくない」
2 目上の相手に対して、尊敬の気持ちを含めて用いた語。貴殿。あなたさま。(引用:デジタル大辞泉)
ど、どっち~~~~~~!?
まぁ現代で目上の人を貴様って呼ぶ人いない……と信じたい……。ので十中八九、1の解釈なんでしょうけれど。
それも親しいのか目下なのかはっきりしてくれマン。おいおい。
普通に考えて目下かな……。日常的に貴様って使うのきっとベジータさんくらいだし。
あきらかな悪意を持った他人が、主人公の目の前で「貴様が世界だ」と言う。
他人は冷たい目で、お前のことは認めていないとばかりに侮蔑の視線を送る。
男はこの世で一番主人公を認めていない人。
この人ってもしや、主人公本人、なのでは、と。
は~~~勘弁してよよく分からんわ。
でもなんとなく、これが承認欲求の歌で、この歌こそが主人公の愛であり夢であり魂であり、そして、主人公である、と。
なるほど、わからん。
わからんなりに、一応ここまでで解き明かしたものの主人公、の部分を加藤シゲアキ、に置換してみます。
……するとね、一気に『ソラニン』とシンクロして不安になってくるのです。
この『世界』こそが加藤シゲアキだ、と。
この歌を手に雨の叩きつける四畳半で苦しむ姿がチラつくのが怖い。
しかも間奏の踊るギター音以降、ちょっと声の質が変わってめちゃくちゃに力入った叫びになるのも怖い。
あのね、加藤さん。
あなたは私たちに、小さな青い鳥の名前を教えてくれる人です。
氷が溶ける様すらドラマティックであることも、あやめは美しく、虹はだれにでも平等に掛かると教えてくれた。
あなたが抱く刃すら、愛おしいと思えるんですよ。
『世界』に傘を差すことはできないし、四畳半のその部屋をノックすることもできないけれど、私はこの世界を愛すよ。
ってお話でした。まとまらんかったけど雑感やしいいよね(とびきりの笑顔)
あとはポテチ食べながらライナーノーツ待ってます!
コンサートの演出も楽しみですね、今までめちゃくちゃ凝ってたから逆に裸一貫ギター一本、とかで来そうだなとかも思ってるけど、感想のコンテンポラリーなメロディーに合わせてダンスする加藤さんも見たいんだ~~~~。
あとね、そろそろ映画も撮りなよ加藤先生。
あ~っでもまだまだ俳優も見たいよ~~。
ストロベリーナイトの配役まだ空いてるよね?そこから佐藤監督に見つかって、ちょっと血なまぐさいサスペンスチックな映画に出るのどうやろ?いいやん。
多才な男を好きになってしまって毎日感情が追いつきません。
まったく、ルリビタキはあなたじゃないのか?
お題お借りしました。ありがとうございます!